【シノアリス】 白銀の魔書 武器シナリオ
私たちの関係に、愛はない。
国のため婚姻するという務めを果たしたまでだ。
でも、この子は特別だ。
きっと私に似て、きっと美しく育つだろう。
私の子なのだから間違いない。
子を愛さぬ親などいない。
そう思っていたはずなのに、なぜだか彼女が憎くて仕方がない。
私はおかしくなってしまったのだろうか?
この鏡さえなければ、この鏡さえなければ
この鏡さえなければ、この鏡さえなければ
この鏡さえなければ、カガミサエナケレバ……
そういえば、この鏡はいつからあったのだろう?