【シノアリス】 波紋の呪書 武器シナリオ
【波紋の呪書・前書き】
本書は、とっておきの呪いについて訳すものである。
それによって直接吹う事ができるのは、ただ一人に限定されてしまう。
が、安心してほしい。呪いを波紋のごとく広げる方法も付記し、この呪法を完全なものとする。
【第五章・呪いの実用例1】
ここまでに訳した呪法を用い、そこそこ見てくれの良い女を選んで呪いをかけると良い。
後は粘膜接触でスケベな男へ、その女房へ、間男へと、呪いは際限なく広がっていくであろう。
【第五章・呪いの実用例|I】
肉欲こそ、人の血脈が途絶えぬ根源的な本能であり、そこにこの 呪法を組み合わせる事で劇的な相乗効果が望める。
かくして数世代のうちに人という人すべてが呪われ、地上は死の 都と化す!
【あとがき】
第五章では少々暴走した事をお詫びしよう。
とにかく、性交により死の呪いが広まるという噂を流せば、人は 疑心暗鬼に囚われ、大混乱に陥るはず! そういう噂ほど波紋の如く、どこまでも果てなく広がるからだ。